急激な視力低下・視界が突然真っ赤になった・ほとんど見えなくなった場合はすぐに眼科を受診してください。

硝子体出血は、糖尿病網膜症の増殖期・網膜裂孔・網膜剥離などの失明につながり得る重篤な眼疾患のサインであることがあります。背景疾患の発見と治療開始が遅れるほど視力予後が悪化します。片眼だけの症状であっても、症状を感じた日のうち、遅くとも翌日には眼科を受診してください。

このページの目次

  1. こんな症状・お悩みはありませんか?
  2. 硝子体出血とは?
  3. 硝子体出血を引き起こす原因疾患
  4. 症状の特徴 — 出血量による見え方の違い
  5. 硝子体出血のリスクファクター
  6. 検査方法
  7. 治療法
  8. 受診後の流れ
  9. 放置するリスク
  10. 予防・再発防止
  11. よくあるご質問(FAQ)
  12. 関連する病気・ページ

こんな症状・お悩みはありませんか?

次のような症状がある方は、硝子体出血の可能性があります

硝子体出血は、病気の名前というよりも「症状・所見」です。重要なのは、その出血を引き起こしている背景疾患(原因となる眼の病気)を早期に特定し、原因疾患に対する治療を開始することです。出血そのものは時間とともに吸収されることがありますが、原因疾患を放置すると失明に至るケースも少なくありません。

硝子体出血とは?

硝子体(しょうしたい)とは、眼球の内部の大部分を占める、卵白のようにやや粘性のあるゼリー状の透明な組織です。水晶体の後ろから網膜の前までを満たし、眼球の形状を保つとともに、光が通過して網膜に像を結ぶための「透明な媒体」として重要な役割を果たしています。

硝子体出血とは、この硝子体の中(硝子体腔)に何らかの原因で血液が流入した状態を指します。通常、硝子体そのものには血管が存在しません。しかし、硝子体に接する網膜や脈絡膜、新生血管から血液が漏れ出すことで、硝子体の中に赤血球が混入し、本来透明であるはずの硝子体が濁ってしまいます。この濁りが光を遮り、視力低下や飛蚊症、赤い霧感などの症状を引き起こします。

重要なポイント:硝子体出血は「病気」ではなく「症状・所見」

硝子体出血は単独で独立した病気として存在するわけではなく、他の眼疾患(糖尿病網膜症、網膜剥離、網膜静脈閉塞症など)によって引き起こされる結果として生じます。したがって、治療の本質は「なぜ硝子体に出血が起こったのか」という原因疾患を特定し、その疾患を治療することにあります。

出血の量は症例によって大きく異なり、ごく少量で飛蚊症様の症状しか出ないケースから、硝子体全体が血液で満たされて光覚しか残らないケースまで多彩です。また、一度の出血が数時間〜数日で止まる場合もあれば、原因疾患によっては再出血を繰り返す場合もあります。

硝子体出血を引き起こす原因疾患

硝子体出血の原因となる眼疾患は多岐にわたります。以下は代表的な原因疾患と、それぞれの特徴です。

原因疾患 出血が起こるメカニズム/特徴
糖尿病網膜症
(増殖網膜症)
硝子体出血の原因としてもっとも頻度が高い疾患です。糖尿病により網膜の毛細血管が閉塞すると、代わりに脆弱な新生血管が網膜表面や硝子体側に伸びます。この新生血管は簡単に破綻しやすく、ちょっとしたきっかけで硝子体出血を起こします。
網膜裂孔・網膜剥離 網膜に裂け目(裂孔)ができる際、網膜血管が同時に破れると硝子体に出血します。特に裂孔の縁の血管が引き裂かれるタイプで頻発し、急激な飛蚊症と視野欠損を伴います。裂孔原性網膜剥離に進行する前段階であることも多く、緊急対応が必要です。
網膜静脈閉塞症
(網膜静脈分枝閉塞症/中心静脈閉塞症)
高血圧などを背景に網膜の静脈が詰まり、そこから血液が漏出します。慢性化した閉塞では、閉塞領域の虚血により新生血管が発生し、その新生血管が破綻することで硝子体出血が生じます。
加齢黄斑変性
(滲出型)
黄斑部の脈絡膜から伸びた脈絡膜新生血管が破綻して、網膜下や網膜内、硝子体内に出血を起こします。中心視力低下・歪視(ゆがんで見える)を伴うことが多く、50代以降の男性に多く見られます。
眼外傷
Valsalva網膜症
ボールやこぶしなどが目に強く当たった際、網膜血管が直接破綻して硝子体出血を起こします。また、強いいきみ(Valsalva動作)による一過性の眼圧・静脈圧上昇で網膜血管が破綻することもあります(Valsalva網膜症)。
強度近視による
網膜血管病変
眼軸長が長い強度近視の方は、網膜が引き伸ばされて薄くなっており、近視性脈絡膜新生血管や網膜裂孔が生じやすい状態です。これらの病変からの出血が硝子体内に及ぶことがあります。
抗凝固薬・抗血小板薬内服中 心房細動や脳梗塞予防のためワルファリン、DOAC、アスピリンなどを服用している方は、出血を起こしやすい状態にあります。単独で硝子体出血を起こすわけではなく、上記の基礎疾患がある場合に出血量が増えたり吸収が遅れる要因となります。

このほか、鎌状赤血球症など全身疾患に伴う網膜症、未熟児網膜症、網膜細動脈瘤の破綻、Terson症候群(くも膜下出血に伴う眼内出血)などが原因となることもあります。いずれの場合も、詳しい眼底検査・画像検査で原因疾患を正確に特定することが治療方針の決定に不可欠です。

症状の特徴 — 出血量による見え方の違い

硝子体出血による症状は、出血の量・広がり・時間経過によって大きく異なります。以下は出血量と典型的な見え方の目安です。

出血量 見え方の特徴 日常生活への影響
少量 飛蚊症(黒い点・糸くず)が急に増える/赤い糸くずのようなものが漂って見える 視力への影響は軽度。細かい文字やスマホ操作で気になる程度
中等量 視界全体が赤い霧・かすみがかかったように見える/テレビや人の顔がぼやける 読書・運転などの細かい作業に明確な支障が出る
大量 視界が真っ赤になる/ほとんど何も見えず、光の有無だけが分かる(光覚弁) 片眼の視機能がほぼ失われた状態。反対眼でカバーして生活

時間が経つと、硝子体内の血液は重力で下方に沈み、視界の下側に「血液の水平線」のような境界が見えることがあります。また、吸収が進むにつれて赤色からオレンジ・黄色・茶色へと色調が変化していき、見え方もそれに従って変わっていきます。

痛みは通常ありません。硝子体出血そのものは無痛で、視力低下や飛蚊症の増加として自覚されます。痛みを伴う場合は、外傷・急性緑内障発作・ぶどう膜炎など別の病態を合併している可能性があり、より迅速な受診が必要です。

硝子体出血のリスクファクター

次のような方は、硝子体出血を起こす可能性が高い、あるいは重症化しやすいと考えられています。該当する方は、自覚症状がなくても定期的な眼底検査をおすすめします。

検査方法

硝子体出血を疑う場合、出血そのものの確認と同時に、原因疾患を明らかにするための検査が非常に重要です。出血により眼底が十分に観察できない場合でも、他のモダリティを組み合わせて診断します。

1. 視力検査・眼圧検査

現在の視力を記録し、硝子体出血が視機能にどの程度影響しているかを把握します。眼圧検査では、血球による線維柱帯閉塞で眼圧が上がっていないか、あるいは併存する緑内障の有無を確認します。

2. 細隙灯顕微鏡検査

前眼部・水晶体・前部硝子体を顕微鏡で観察します。硝子体内に浮遊する赤血球や血球塊を確認し、出血の新旧(新しい赤色 vs 古い茶色)を評価します。

3. 眼底検査(散瞳下)

散瞳薬で瞳孔を広げ、網膜全体を観察します。出血の分布・範囲・網膜血管の状態・新生血管の有無・網膜裂孔や網膜剥離の所見を確認します。出血量が少なめであれば、この段階で多くの情報が得られます。

4. 超音波Bモード検査(出血で眼底透見困難な際の必須検査)

出血が大量で眼底が見えない場合でも、超音波で眼球内部を画像化できる非常に重要な検査です。

無痛で短時間に実施でき、出血で視認できない眼内状況を把握する唯一の方法です。硝子体出血で眼底が見えない症例では必須といえる検査です。

5. OCT(光干渉断層計)

出血越しでも可能な範囲で、網膜の断層画像を撮影します。黄斑浮腫・網膜下液・網膜剥離・脈絡膜新生血管など、原因疾患に関連する網膜構造の異常を評価します。

6. 蛍光眼底造影(FA/IA)

出血がある程度吸収され眼底が見えるようになった段階で、新生血管の有無・無灌流領域・網膜血管の閉塞部位を正確に評価するために実施します。糖尿病網膜症や網膜静脈閉塞症の治療方針決定に必要です。当院での実施可否は状況に応じて、近隣の高次医療機関と連携して対応します。

相模原眼科では、視力検査、細隙灯顕微鏡検査、眼圧検査、眼底検査、超音波Bモード検査、OCTなど、硝子体出血の初期評価に必要な検査体制を整えています。検査結果に基づき、当院で対応可能な場合は治療を進め、硝子体手術などの高度な治療が必要な場合は迅速に高次医療機関へ紹介いたします。

治療法

硝子体出血の治療は、「出血そのものへの対処」と「原因疾患への対処」の二本柱で進めます。出血量や原因疾患の種類、患者さんの全身状態・生活状況に応じて、以下のステップで方針を決定します。

STEP 1 | 経過観察(少量の出血は自然吸収)

出血量が少なく、原因疾患が安定している場合は、1〜3ヶ月程度かけて自然に吸収されるのを待ちます。この期間、頭位を高く保ち(就寝時は枕を高めにする)、激しい運動・重い物の持ち上げ・頭部を強く振る動作を避けて静かに過ごします。定期的に受診いただき、出血量の推移と原因疾患の状態をフォローします。

保険診療

STEP 2 | 原因疾患に対する治療(抗VEGF薬・レーザー光凝固)

出血の原因となっている疾患に応じて、次の治療を組み合わせます。

  • 抗VEGF薬硝子体内注射:糖尿病網膜症・加齢黄斑変性・網膜静脈閉塞症による新生血管や黄斑浮腫に対して、新生血管の退縮・血管漏出の抑制を目的に実施します
  • 網膜光凝固術(レーザー治療):網膜裂孔の周囲を固める裂孔周囲光凝固、虚血領域を焼灼して新生血管の発生を抑制する汎網膜光凝固(PRP)など。出血で眼底が見える範囲から順次実施します

保険診療

STEP 3 | 硝子体手術(出血が長引く/原因が網膜剥離/増殖性変化を伴う場合)

次のような場合は硝子体手術を検討します。

  • 出血が数ヶ月経っても吸収されず、視機能回復が見込めない
  • 原因が網膜剥離・裂孔原性網膜剥離・増殖糖尿病網膜症である
  • 増殖膜(増殖性硝子体網膜症)が形成されつつある
  • 両眼性の硝子体出血で日常生活が成り立たない
  • 超音波検査で網膜剥離の合併が疑われる

硝子体手術では、極細のポートを白目に3か所作り、濁った硝子体と血液を専用装置で吸引・除去し、同時に網膜裂孔へのレーザー、剥離した網膜の復位、眼内ガスやシリコンオイル注入などを行います。原因疾患の治療と出血の除去を一度に行える根本治療です。当院では手術を行っていないため、硝子体手術が必要な場合は信頼できる高次医療機関へ紹介し、術後のフォローを連携して行います。

保険診療

いずれの治療も保険診療で実施されます。費用の目安(2026年4月時点)は、抗VEGF薬注射が3割負担で1回5〜6万円前後、硝子体手術は入院・手術料合わせて3割負担で15〜25万円程度(高額療養費制度の対象)ですが、症例や施設、保険点数・薬価改定により変動します。具体的な金額は診察時にご案内します。

受診後の流れ

相模原眼科での硝子体出血疑いの受診から治療開始までは、おおむね次のような流れで進みます。

STEP 1 | 初診・問診

症状の発症時期、見え方の変化、痛みの有無、既往歴(糖尿病・高血圧・脳梗塞など)、内服薬(抗凝固薬・抗血小板薬・ステロイドなど)、外傷歴、スポーツ歴などを詳しく伺います。

STEP 2 | 精査(検査)

視力検査、眼圧検査、細隙灯顕微鏡検査、散瞳下眼底検査、超音波Bモード検査、OCTなどを組み合わせて実施します。所要時間は60〜90分程度です。

STEP 3 | 原因診断・病状説明

検査結果から出血の原因・重症度・合併症の有無を評価し、医師が分かりやすくご説明します。画像や模型を用いて、ご家族の同席もお勧めしています。

STEP 4 | 治療方針の決定・治療開始

経過観察・抗VEGF薬・レーザー治療・手術紹介のいずれかを、病状と患者さんの生活・お仕事を踏まえて決定します。手術が必要な場合は速やかに近隣の高次医療機関と連携し、紹介状を作成して迅速な受診手配を行います。

放置するリスク

硝子体出血を放置した場合のリスク

「時間が経てば血が引くはず」と自己判断で受診を遅らせることは、失明リスクのある合併疾患の発見を遅らせることに直結します。硝子体出血は必ず眼科を受診し、原因疾患まで評価を受けてください

予防・再発防止

硝子体出血そのものを完全に予防する方法はありませんが、原因疾患のコントロール外傷予防によって発症リスクを大きく下げることができます。再発を防ぐ鍵も、原因疾患の継続的な管理にあります。

1. 血糖コントロールの徹底

糖尿病がある方は、目安としてHbA1c 7%未満を目標に内科的管理を継続することが、糖尿病網膜症の発症・進展抑制に重要とされています(目標値は年齢・合併症により個別に設定されます)。眼科と内科の併診を欠かさないこと、食事・運動療法を継続することが硝子体出血予防の基本です。

2. 抗凝固薬服用中の定期検診

ワルファリン、DOAC、アスピリンなどを服用している方は、定期的に眼底検査を受けることで出血性変化の早期発見につながります。自己判断で薬の中止はせず、出血傾向があれば循環器・内科主治医と眼科が連携して調整します。

3. 外傷予防

コンタクトスポーツを行う方、工具や薬品を扱う業務の方は、保護メガネ(ゴーグル)の着用を徹底してください。外傷後は症状がなくても眼底検査を受け、網膜裂孔や小さな出血の有無を確認することが大切です。

4. 強度近視の方の定期眼底検査

強度近視の方は、自覚症状がなくても年に1〜2回の散瞳下眼底検査を受けることで、網膜裂孔・網膜剥離・近視性脈絡膜新生血管などの前駆病変を早期に発見できます。

5. 高血圧・脂質異常症のコントロール

網膜静脈閉塞症の予防には、血圧管理・脂質管理・禁煙が重要です。とくに高血圧を指摘されている方は内科での継続的な治療を続け、眼科でも定期的に眼底検査を受けましょう。

6. 一度硝子体出血を起こした方の再発防止

再発防止の鍵は、原因疾患の治療を中断しないことです。抗VEGF薬や網膜光凝固は、症状が改善しても継続的な評価と追加治療が必要な場合が多く、通院スケジュールを守ることが視機能の維持に直結します。

よくあるご質問(FAQ)

Q. 硝子体出血は自然に治ることはありますか?

出血量が少なければ、1〜3ヶ月程度で自然に吸収されることがあります。ただし、吸収の過程で飛蚊症や霞視が残ることがありますし、何よりも原因疾患が治ったわけではありません。糖尿病網膜症や網膜剥離が背景にある場合、血が引いた後も疾患は進行している可能性があるため、必ず眼科で原因の精査と治療を受けてください。

Q. 硝子体出血の手術はどのような方法ですか?

硝子体手術(硝子体切除術)とは、白目の部分(毛様体扁平部)に極細のポートを3か所作り、そこから硝子体カッターと呼ばれる器具を挿入して、濁った硝子体と血液を吸引除去する手術です。現在の主流は25G/27Gの極小切開で、傷口は縫合不要または極小の縫合で済みます。同時に、原因に応じて網膜裂孔へのレーザー、剥離した網膜の復位、眼内ガス注入、抗VEGF薬の投与などを組み合わせます。保険診療で、日帰り〜短期入院で実施されることが一般的です。当院では硝子体手術を行っておりませんが、信頼できる高次医療機関へ迅速に紹介いたします。

Q. 硝子体出血は再発しますか?

原因疾患が管理されていない場合、再発のリスクがあります。とくに糖尿病網膜症は血糖コントロールが不十分だと再出血を起こしやすく、網膜静脈閉塞症・加齢黄斑変性も慢性的に出血を繰り返すことがあります。再発防止には、血糖・血圧・脂質の管理に加え、必要に応じたレーザー治療や抗VEGF薬治療の継続、そして眼科での定期通院が欠かせません。

Q. 下向きで安静が必要と聞きましたが本当ですか?

硝子体出血の直後は、頭を高くした姿勢(座位・半座位)を保ち、就寝時も枕を高めにすることが推奨されます。立位や座位では血液が重力で下方に沈み、視軸中心の視野が比較的早く改善しやすいためです。一方、「うつ伏せ」や「下向き安静」が厳密に必要となるのは、主に硝子体手術後に眼内にガスを注入した場合で、ガスを網膜側に当て続けるために体位保持が求められます。病状や治療段階によって必要な体位が異なりますので、必ず主治医の指示に従ってください。

Q. 血液をサラサラにする薬(抗凝固薬・抗血小板薬)を飲んでいても大丈夫ですか?

抗凝固薬(ワルファリン・DOAC)や抗血小板薬(アスピリン・クロピドグレルなど)は、脳梗塞・心筋梗塞・肺塞栓などの命に関わる病気を防ぐための大切なお薬です。自己判断で中止すると脳梗塞などを誘発するリスクがあるため、絶対に勝手にやめないでください。硝子体出血が起きても、処方している内科・循環器科の主治医と眼科医が連携して、継続・一時中止・用量調整を判断します。硝子体手術が必要になるケースでも、多くの場合は薬を継続したまま安全に手術が可能です。

Q. 外出や日常生活はどの程度制限されますか?

出血直後は、激しい運動・頭部を強く振る動作・重い物の持ち上げ・長時間のうつ伏せ作業は避けてください。デスクワーク、散歩、食事・入浴などの日常生活は概ね問題ありませんが、自動車・バイクの運転は片眼視力が低下した状態ではご自身と周囲の安全のため控えていただく必要があります。また、階段の昇降や高所での作業にも注意してください。出血量が多く片眼がほぼ見えない場合は、しばらくの間はご家族のサポートをお願いすることが現実的です。仕事復帰の時期は個別にご相談ください。

Q. 硝子体出血で失明することはありますか?

硝子体出血そのものが直接失明につながるわけではありませんが、原因疾患が適切に治療されない場合、失明に至るケースがあります。特に増殖糖尿病網膜症に伴う硝子体出血、裂孔原性網膜剥離に伴う硝子体出血では、治療が遅れると視機能が戻らなくなります。早期受診・早期治療により多くの症例で視機能を維持できますので、症状を感じたらすぐに眼科を受診してください。

Q. 片眼だけの症状でも受診すべきですか?

はい、必ず受診してください。硝子体出血は通常片眼性に発症します。反対眼で日常生活がある程度送れてしまうため「様子を見よう」と判断されがちですが、背景に網膜剥離や増殖糖尿病網膜症などの重篤な疾患があると、治療開始の遅れが視力予後を悪化させます。また、片眼に原因疾患がある方は、反対眼にも同様のリスクが潜んでいることが多く、両眼の精査が必要です。

視界が急に真っ赤になった・飛蚊症が急増した方へ

硝子体出血は、背景にある眼疾患の早期発見が視力を守る鍵です。症状を感じたら、当日〜翌日までに相模原眼科までご相談ください。適切な検査と治療方針の決定、必要な場合の高次医療機関との連携まで責任を持って対応いたします。

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